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女性の手によって造り出される女性向けスノーボードブランド

『SECCA snowboard』

 2011年 UNIT.mfg のレディースパウダーボードラインとして始動し

Riding styleとLife styleに調和する浮力を楽しむためのスノーボードを製作

信頼するライダーとテストを繰り返 すことで進化し

Highland Optionも含めると21本をLine Up

カタログに書ききれない個性を紹介することで

モデル選びに迷った時のヒントになれば幸いです


華やかなスプレーをあげて咲く花のように、

鮮やかなグラフィックとともに自由に自分を表現できるスノーボードでありたい

  • Product Manager : 佐々木陽子

  • Team Manager :  川田希美

  • SECCA Team 

  • 西野入洋良・小井戸智子・小松由紀子・水間佐織・宮原明里高橋博美

 

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2024-2025 COLLECTION

​足の動きに追従するしなりと反発力を生み出すのは良質の国産材

SECCAを製作するアクトギアの確かな技術によって

チームの理想が0.1mm単位でテストされ現実のものとなる

パウダーでの浮力はもちろん、オールラウンドにスノーボードを楽しめるSECCA

3年に一度のグラフィック変更はサンプルロスや在庫を減らす目的がある

いつまでも雪の上で遊べる様に私たちには守りたいものがある

グラフィックオプションやハイランドオプションで自由にセミオーダーすることで

自分だけの一本を大切に乗り継いでほしい

NATIVE
native
NATIVE 153 & 147

​SECCAではこのNATIVEだけが「VC CAMBER」を搭載。

滑走力と浮力をどちらも追求した贅沢なこのモデルは、パウダースノーの中で加速感のある気持ちの良いターンがしたくて製作された。エッジの角付けと荷重に合わせて有効エッジ長が可変するVariable Camber (= VC CAMBER)。Full Camberに近い形状ながら、有効エッジ長が可変することで角のたたないスムースで流れるような、途切れることのないエッジグリップ力と安定感が生み出される。ボウルやバンク、壁遊びなどでの滑らかなライディング、パウダーの中での加速感、そして後ろへ尾をひくスプレーの上がり方はこのモデルならでは!

滑走力を追求するために有効エッジ長を最大限まで伸ばした他のモデルとは異なるテールの形状もこのモデルの特徴。フレックスはRISEよりやや硬く、FANTASTICよりも柔らかくFORESTと同等だが、パウダーでの浮力は断然上をいく。

ノーズは幅広で緩やかに長く綺麗にUPしていて、太いウエスト幅がノーズから得た浮力をしっかりキープしてテールへと導いてくれる。

大きなスプレーをあげながら力強く、雄大なターンを雪面に刻み、私たちが生まれ持つ「NATIVE」な滑りたいという欲求を満たしてくれることでしょう!

Highland option
ファイバーと不等厚のバランスを絶妙に変えることで全体的な硬さが高まり、粘りのある滑らかなライディングが可能。不等厚のバランスを絶妙に変えてテストを繰り返し、フレックスをノーマルよりも少しだけ硬くなる様に調整した。ハイスピードや荒れたバーンでのライディングにも強さを発揮する。ノーズのフレックスも硬くなっているため、パウダーの中での加速感、浮き出てくるスピードはノーマルのNATIVEよりも格段にUP!

 

Feeling from Secca team:

ゲレンデでのカービンターンの気持ちよさが最高なNATIVE。

その気持ち良さがパウダーの中でも表現できていると言ったら良いでしょうか。これまでの浮力を追求してきたモデルとは訳が違います。滑走力の上達にもつながるキャンバーがしっかりとあるこのモデルは、ただフワフワ〜っと滑るのではなく、浮力を得たパウダーライディングの中でもグングン加速し、ゲレンデに出たらカービングターンも気持ちよく楽しみたい!という人におすすめです!

NATIVE  153cm 

Contact length  1100

​Effective edge  1160

Waist width 245

Set back 35

Side curve 8.6-9

Arch line VC CAMBER

NATIVE  147cm 

Contact length  1030

​Effective edge  1100

Waist width 242

Set back 35

Side curve 8.1-8.5

Arch line VC CAMBER

​PRICE 125,400 (税込)

カナダのナナイモに住むアーティスト。ライダー西野入洋良の友人で現役の大学生。環境生物学を学びながら自然から感じるインスピレーションを絵筆にのせる。自然や野生生物への愛情や敬意に溢れる先住民族のアートが好きで、自然の中で遊ぶこと、もちろんスノーボードも大好き。スノーボードに関わることで色々なつがなりができ世界が広がっていくことも私がスノーボードが大好きな理由の一つです。

SPLENDOR

SPLENDORの面白いところは、ダブルロッカーならではのノーズとテールに少しゆるい遊びを持っていながら、浮力があり、しかもフルキャンバー並みの滑走能力があること。

有効エッジ長が長く、他モデルよりも10cm長い70cmのキャンバー長を持ち、大きなターン弧を描ける8400のサイドカーブをもつことがその滑走能力を生み出す理由。

155cmのノーマルのフレックスは操作性が良く、パウダーの中もゲレンデでも軽やかに動き、155cmの長さを感じない。

大きな斜面を目指す上級者の方や、ハイスピードにも負けないモデルを探している方はhighland optionもオススメ。ファイバーの変更によって少しだけ硬さをだし、全体的に硬い!というよりは、どっしりとした粘り強い滑りができる。

 

149cmは155cmのノーマルフレックスと同じフレックスで製作。それは短いからといって単に柔らかく、乗りやすくするのではなく、ハイスピードや急斜面、あらゆるコンディションに対応するモデルでありたいから。サイズダウンした149は最初は少し硬く感じるが、乗り込むとクイックに反応し、軽やかながらカービングターンも気持ちよく、浮力も十分。

149cmのhighland optionはそのままファイバーを変更すると硬すぎるので、不等厚を変更し少しフレックスを全体的に柔らかくするなど改良を重ねた。ノーマルより粘り強く張りがあり、安定した乗り心地。シーズン中しっかり滑り込んでいる方、なおかつ少し短いパウダーボードを探している方にオススメ。

軽やかな操作性が好きな方はノーマルで!​

NATIVEとSPLENDORの2モデルだけで比較すると、浮力はどちらも十分で、NATIVEの方がパウダーの中で加速する感覚が強い。ゲレンデではどちらも◉。壁遊びではNATIVEが勝る。ボウルではSPLENDORの少し遊び感覚のあるテールの動きも楽しい。

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SPLENDOR 149 & 155

Feeling from Secca team:

大きな斜面をダイナミックに滑るのに適したSPLENDOR155のhighland optionは、Nozomiがメインとなって作り上げ、バックカントリーでのライディングに連れ行くことが多く、ハイスピードやハードパックな雪質にも負けない頼れるモデルになっています。149のhighland optionはYokoのお気に入りで、フォレストよりもノーズとテールの少し遊びのある操作感と、ライズよりもしっかりとしたフレックスを持った乗り心地が普段のゲレンデ遊びでのバリエーションが多くて最高に楽しいです。

SPLENDOR 155cm 

Contact length  1150

​Effective edge  1190

Waist width 243

Set back 35

Side curve 8400

Arch line W-ROCKER

SPLENDOR 149cm 

Contact length  1080

​Effective edge  1130

Waist width 241

Set back 35

Side curve 8200

Arch line W-ROCKER

​PRICE 125,400 (税込)

EMERALD

Feeling from Secca team:

EMERALDを製作後、ノーズロッカーやダブルロッカー、VCキャンバーなど様々なアーチラインを駆使して乗り味の違うモデル、女性が乗ってとことん楽しめるスノーボードを作ってきたが、やはりフルキャンバーボードが好き!という方にはEMERALDやFORESTは少し懐かしいような、それでいてやっぱり気持ちいい!!と思えるライディングを楽しんでもらえると思います。

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SECCAでは唯一足元だけをキャップ構造にした「デュアルサイドウォール」の採用。足元の細やかな動きにしっかり反応し、エッジのグリップ力が上がり滑走能力が高い。フルキャンバーボード特有の安定した心地よい加速感、そして反発力のあるキレの良いターンの切り返しが可能。気持ちの良いカービングターンが可能な上に、強めにUPした特徴的なノーズの形状が、低速でもふわっと浮き上がる浮力を生み出す。154cmという長さながら軽快な滑走性を持つエメラルドはSECCA誕生初期から12年にわたって継続されている王道モデル。​

EMERALDはhighland optionがあり、ノーズからテールにかけてセンターの芯材を7cmの赤松材に変更することで硬さをUP。トーションはそのままに、程よくハリのあるフレックスで、浮力もアップし、荒れたバーンや大きな斜面、急斜面でのライディングには絶対的な信頼感がある。

EMERALD 154cm 

Contact length  1130

​Effective edge  1190

Waist width 243

Set back 35

Side curve 8000

Arch line FULL CAMBER

​PRICE 125,400 (税込)

​型染め作家KANA TSUYAMAによる作品。光の筋が差し込む色あざやかな太陽と、道標の十字を取り入れたデザイン。キラキラと舞うスプレーと乗り手を照らす光をイメージしてEMERALDのために制作された。

ソールの一本の線を編み込ん形には「今まで積み重ねた全ての物事は巡り巡って編み重ね密度を増して未来の自分につながる」という意味を込めて作られた形で、お守りとしてソールに彩りました。

  • Instagram

​@ so_me_gu_ru

Making
Story
from
Yoko Sasaki

私のスノーボードづくりはこのEMERALDから始まったと言っても過言ではない。そして今でも初期モデルのEMERALDを大切に使ってくれているユーザーの方もいる程、この乗り味が好きな人にはたまらない一本なのです。

私が初めてのシグネチャーモデルを作らせてもらったのは遡ること20年前。当時のスポンサーだったGENERISのシグネチャーモデルとしてOgasakaと一緒に製作をさせていただき、硬さの具合しか感想を述べられないような板づくりの素人な私を、色々な方が助けてくださって出来上がった。その後もHEADで作らせてもらったシグネチャーモデルで W杯やオリンピックを経験し、いろんなライディングスタイルやフィールドで経験を積んできた。

そんな私が自分が作りたかったのはこれだ!というモデルにたどり着いたのが、当時のスポンサーのHEADの竜崎さんと一緒にアクトギアで作らせてもらった「EMERALD」。

このEMERALDを作ってからもっとスノーボードを作ってみたくなって当時毎日のように信越の山々で一緒にスノーボードをしていた中山絹代とブランドを立ち上げたのです。

SECCAのロゴマークは中山絹代の友人でアーティストのSASUによるもの。

その後アクトギアの中山社長と一緒に何本もフィーリングを伝えてスノーボードを作り上げる作業を繰り返し経験させてもらい、今では社長が私たちの好みを理解してくれていて一本目でイメージ通りのものが出来上がってくることもある程です。テストでの細かいフィードバックをそのまま製品に反映させ納得のいくまでテストボードを作ってくれる姿勢は本物の職人だなといつも感じます。理想のものを作ることで滑る楽しみ、乗ってもらう楽しみがどんどん広がって、私のスノーボードlifeを鮮やかにしてくれています。

FOREST
FOREST 146 & 150

FORESTはトータルバランスのとれた優等生。

NATIVEやSPLENDOR、EMERALD、RISE、そしてFANTASTICほどの浮力はないけれど、ディープパウダーでも潜ってしまうことはなく、踏み込むと加速しながら雪面に浮き出てくる感覚が、粉雪の中でイルカが泳ぐような感覚があって心地良い。

ゲレンデでもフルキャンバーボードならではのどこまでも気持ちの良いカービングターンが可能で、キャンバーの高さが生み出すターン後半の加速感は抜群。

あらゆるパウダーの質、ゲレンデの状況にも合わせられるこれぞオールラウンドなスノーボード!という感じのする一枚。パークやハーフパイプで強いのもこのFOREST。

このSECCAでも不動の人気の、FOREST150の乗り心地をかなりな完成度で継承できているFOREST146。短いながらもしっかりとしたカービングターンからの軽やかな切り返しが心地よく、適度な浮力でとても良い仕上り。

Feeling from Secca team:

滑走能力を求めているためフレックスには張りがあります。柔らかいオールラウンドで、なおかつ浮力も求める方はRISEもオススメ!ノーズが常に雪面に見えている浮力抜群なパウダーボードがいい!という方はさらに浮力のあるモデルをチェックしてみてください。

forest2024homepage.jpg

FOREST 150cm 

Contact length  1080

​Effective edge  1150

Waist width 241

Set back 35

Side curve 7900

Arch line FULL CAMBER

FOREST 146cm 

Contact length  1040

​Effective edge  1110

Waist width 240

Set back 35

Side curve 7600

Arch line  FULL CAMBER

​PRICE 118,800 (税込)

UNIT mfg.のアートディレション担当。各地でスノーパークをプロデュースし、自身のブランド「horizon」も運営しながら、グラフィックデザイナーとして活躍。「king garage magazine」の編集長でもある。北海道から全国津々浦々にARTの軌跡を残し、山や森、自然と調和する色の表現にSECCAのファンも多く、今回は初期のFORESTの深みのある青が好き!という意見が多く新しいFORESTも深い青色のイメージで描いてもらいました。

 

  • Instagram

​@dkc71

RISE
RISE 144 & 148 & 152

2023シーズンよりSECCA TEAMに加わった高橋博美によって昨年からテールの不等厚のTEST&改良が繰り返されてきた。そして2023-24モデルより”tap tail"としてリニューアル!これまでの軽やかな操作性に加えてターンのつながりのスムースさがUP。テールを少し柔らかくしたことによって反発力も高まり、より一層オールラウンドな楽しみ方が広がる仕上がりとなったマルチな一本。

緩やかにロッカーした大きなノーズが抜群の浮力を生み出すRISE。ラインナップの中でもノーズの幅は一番広く、テーパーは一番強い。

テーパーが強いとパウダーでの操作感はとても楽しくなるが、通常だと硬いバーンでのカービングが苦手になる傾向。しかしアクトギア製のスノーボードは板のねじれとテールにかけてのフレックスのバランスを絶妙に取れるので、ゲレンデでもしっかりと雪面を捉えてカービングが出来るオールラウンドな仕上がり。パウダーはもちろんフリーライディングにも最適なモデル。​

RISE144のtap-tailは短いモデルをたくさん乗り込んできた高橋博美がこの長さでは日本一の名モデルになると絶賛する仕上がり。心地よい反発力が足の動きに寄り添う感覚を生み出す。ハイシーズンのディープパウダーでのテストもクリアするほど短いながらも浮力も持ち合わせている。

 

RISEとFORESTだけで比較するとどちらもSECCAではオールラウンドの2トップ。RISEはその中でも浮力重視、FORESTは滑走重視のモデルとなっている。

renewal

RISE 152cm 

Contact length  1120

​Effective edge  1160

Waist width 243

Set back 25

Side curve 8200

Arch line NOSE-ROCKER 2

RISE 148cm 

Contact length  1080

​Effective edge  1120

Waist width 238

Set back 25

Side curve 7800

Arch line  NOSE-ROCKER 2

RISE 144cm 

Contact length  1040

​Effective edge  1080

Waist width 238

Set back 25

Side curve 7400

Arch line  NOSE-ROCKER 2

​PRICE 121,000 (税込)

Art by dkc<horizon>

  • Instagram

​@dkc71

Feeling from Secca team:

東北のシーンをリードしつづけるBigtimeクルーのメンバーでもある高橋博美によって昨年からコンマ1ミリの世界でテールの不等厚のTEST&改良が繰り返されてきた。それによってほんの少しだけテールのフレックスが柔らかくなりターンのつながりがスムースに。そして柔らかくすることで反発力も上がり、地形でのジャンプも得意なモデルに!これまでも大人気だった乗った瞬間から好きになれる看板モデルのRISEのさらに進化したフィーリングを是非体感してください。

FANTASTIC

Feeling from Secca team:

こういうことができるのがアクトギア製のスノーボードなのです。この形状でなおオールランドであることができるということ。FANTASTICの浮力に加えて、パウダーの中での加速性、ターン後半の力強いターンを可能にしたのがNATIVE。ノーズロッカーとVCキャンバーの違いで乗り味にかなり差があるので、それぞれの楽しさを味わってもらいたいです。

その名の通りパウダーの中での浮力はまさにファンタスティック。

後ろ足に意識的に加重しなくても常に雪面から大きなノーズが突き出している程の浮力。フォールラインへ向かって踏み込んだ瞬間、驚くほどの浮力と安心感を与えてくれる。

ノーズ幅はRISEに継ぐ大きさ、ノーズ長はNATIVEと並んで最長、テール長はラインナップの中で一番短く、ウエスト幅はRHYTHMに次いで2番目に太い。

つまり本当に浮力のあるパウダーライドメインのモデル。

パウダーの中での操作感は、緩やかにUPした硬めのフレックスに設定したノーズが常に雪面の上に大きく浮いて、気持ち良く浮遊感を味わいながら滑れるという表現があっている。

ところがゲレンデに出ると一転、パウダーの中でのフワフワ感はなく、しっかりと雪面を捉えてノーズのバタツキもなくどっしりとした、キレのいいカービングターンが可能。ここがただの浮力抜群のパウダーボードでは終わらないFANTASTICのすごいところ!

FANTASTIC 144 & 150

FANTASTIC 150cm 

Contact length  1090

​Effective edge  1150

Waist width 246

Set back 50

Side curve 8.6-9.2

Arch line NOSE-ROCKER1

FANTASTIC 144cm 

Contact length  1030

​Effective edge  1090

Waist width 240

Set back 50

Side curve 8.2-8.8

Arch line NOSE-ROCKER1

​PRICE 121,000 (税込)

​歪んだ無数の線でチクチクと描かれたものたち。どこか一箇所でも切れてしまうと簡単に崩壊してしまうという危うさがある一方、集まることで強さを増し、その集合は美しい紋様を生み出すこともできます。その美しさは家族との日常、地域とのつながり、暮らしを装う喜びや痛み、それらを受けいるえる日々の記録と言えるかもしれません。国内外での展示やアパレルなどへのデザイン提供のほか、ooomachigalleryをopen。text by: jun kaneko

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-Making story-

「金子さんの作品で雪の上を自由に滑りたい」という水間佐織の想いが形になった今回のFantastic。童話のような世界とモノクロの世界が絶妙なバランスで成り立っている作品に惹かれ、新潟の個展に会いに行くことから始まった。怖いようで温かい、布や糸のような繊維質を持った質感。歪んだ不均等な線が作り出す自由で型にハマらない作品たちは、昔から均等でないものやきっちり型にはまっていないものが好きな彼女に親近感を与えた。

出来上がったこの絵を一番最初に見た時の感想は「雪乞い」。

真っ黒な雲はスノーボーダーにとっては雪をたくさん降らせてくれる冬将軍の恵みの雲。

水間佐織の住む富山では「寒波」=「ブリ」を連れてくるカミナリ雲で「ブリ起こし」と呼ばれるとのこと。最高の形で描き手と滑り手のイメージがすり合わさり完成したSECCA初のモノクロの世界。

  • Instagram
@jun_kaneko_
RYHTHM

Feeling from Secca team:

短いのにすごく頼もしくて、太いのにリズミカルで小回りがきく。滑り慣れた場所が、初めて滑る場所のようにワクワクしてしまう。私の中で眠っている可能性をさらに引っ張り出してくれる、新感覚の遊び心満載の楽しい板です。 by Yukiko

接雪長はSECCAで一番短く、ウエスト幅は一番Fat。しかし操作性が良く、安定していて、しっかり踏み込みエッジを立てればカービングも楽しめる。

力を抜けば面で捉えてリズミカルで細やかなターンもできる自由な軽い乗り味。グッと踏み込めば大きなカーブを描いてダイナミックな動きもできる。

パウダーでの浮力は抜群で、薄いパウダーでもディープなパウダーでも足の動きに寄り添い、春雪も太いウエストと大きなノーズが船のような安定感を感じさせてくれる、遊びの幅が広がる一本。

アーチラインはFLAT CAMBER。低めのキャンバーで自由な操作性の中にも程よい滑走性をもたせた。

同じくノーズロッカーのFANTASTICに比べるとフレックスは柔らかめ。イメージとしてはRISEの柔らかさに似ていて、より安定感がある。Fatなウエスト幅を感じない乗り味。

加速感のあるカービングが気持ちいいFORESTやEMERALD、NATIVEとは違って、ゆるさのある遊びに大きな浮力をプラスした楽しい乗り味。

このRHYTHMは体格や脚力、滑走スタイルに合わせて、いろんな人に素直な感覚で自由自在に楽しんでもらいたいモデル。

RHYTHM 149
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RHYTHM 149cm 

Contact length  995

​Effective edge  1050

Waist width 252

Set back 40

Side curve 8.2-9.2

Arch line FLAT CAMBER

​PRICE 125,400 (税込)

Art by KEI

小松由紀子の友人でもあるアーティストのKEI自身もRhythmに乗って白銀の山を駆け巡る女性。

このRhythmのデザインは大自然を滑り、舞い、本来の「私」に出逢うひとときをイメージして描き上げてくれた作品。

白銀の世界に美しい青色の息吹が弾み、希望を宿して「私」というrhythmを生み出してゆく‥‥‥KEIからのmessage。

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RHYTHM Jam-Tail

Rhythm が誕生して3年。次のシーズンに向けてRhythmに仲間が誕生!
jamは音楽ではミュージシャン達が即興的な演奏を自由に掛け合うことをいう。Rhythm149の乗り味はそのままにテールの遊び心を3cmプラスした「jam-tail」。たかが3cm、されど3cm。斜面に対して板を縦に落とす時はさほど149との差を感じないが、板を横に使う大きなターンやターン後半の動きは全くの別物!女性でも容易に自由で表現力のあるテール遊びができるように進化した。

グラフィックは女性の持つ情熱と強さの中にあるしなやかな美しさを描いたKEIの作品。
幼い頃から絵を描くことが大好きな彼女は17歳の時にスノーボードに出会い、その楽しさ、浮遊感、風を切る気持ち良さに魅了された。 ヨガの講師、整体師、ライトワーカーとして活動する現在もスノーボードをこよなく愛し、滑り続けている。 
この作品は新しい扉を開けて個性豊かに滑る喜びを体現し、進化したRhythmに乗って至福の時を、という想いの中で描いた作品。

new

RHYTHM

Jam-Tail152cm 

Contact length  995

​Effective edge  1050

Waist width 252

Set back 40

Side curve 8.2-9.2

Arch line FLAT CAMBER

​PRICE 125,400 (税込)

SPLIT BOARD

Feeling from Secca team:

スプリットボードとしては板の重量が軽くて、登行時に足を運びやすいです。長すぎないレングスは、沢や複雑な地形での滑走、特にツリーランや細かなルート取りに向いています。とてもバランスのとれた板で、まずスプリットボードを始めるならこの1本をすすめたいです。by Hiromi

SPLIT BOARD

山岳滑走での軽やかな移動を可能にしてくれるスプリットボード

SECCAは一枚板に乗るようなスムースな滑走能力に重点を置いて製作

ACCENTOR=イワヒバリ。

美しい声で高い山を飛び回る小さなイワヒバリのように雪山でのフィールドを広げ、目指す斜面への軽やかな移動を可能にしてくれるスプリットボード。

長めのキャンバーがしっかりと雪面を捉え、一枚板のように動き、春雪での操作性もとても楽しい。女性が長時間履いて移動することを考え、軽量化も重視して女性のために開発。

スプリット用のバインディングでは細かな調整が取りづらいためにセットバックを増やして浮力もUPさせリニューアル。

スプリットフックには2021年新たにリリースされたカラコラム社製のUltra Clip 2.0を採用。軽量化され、微調整が可能になっている。

ノーズ&テールには同社のTIP-LOCKを使用し完璧なロックを実現

(チップクリップとスプリットフックはカラコラム社製を採用。別途インターフェイスが必要)

ACCENTOR 151

ACCENTOR151cm 

Contact length  1080

​Effective edge  1130

Waist width 242

Set back 30

Side curve 8.4-8.8

Arch line NOSE-ROCKER 1

PRICE 148,500 (税込)

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Feeling from Secca team:

操作性も良くハイスピード時でも安定感抜群です!
私は155cmのロケイターと同じ身長ですが、ダブルロッカーのアーチラインにより板の長さは感じません。シールをつけて斜面を登るツアーモードの時、固めのフレックスにより安定して登ることができ、板自体の重量も軽いので体力の温存にもつながります。そしてナチュラルなデザインも可愛くて好きです。by Akari

大きな斜面や深い雪にも負けない頼れる一本がほしい。そんな思いから生まれたWロッカー形状のLOCATOR。

SPLENDOR155のhighland optionの乗り心地をイメージし製作。

張りがあり、強くしなやかでハイスピードでも抜群の安定感。Wロッカーながら軽やかさより、エッジ後半までしっかりと雪面を捉えたフルキャンバーボードの一枚板のような乗り心地。

LOCATORは風に叩かれたハードな雪質も、アイシーな斜面でも頼れる一本。

深いパウダーの中でも一定の浮力があり、良く走る。

柔らかいパウダーでは感じないけれど、硬い雪の斜面での板のたわみ、ねじれの一瞬に、ダブルロッカーならではのテールの軽やかな抜け感があり、乗り味の良いスパイスになっている。

サイドカーブが大きいので、accenterの方が取り回しがしやすいが、慣れれくるとツリーの間もゆったりと縫える。

長いトラバースもしっかりとラインを落とすことなく行きたいポイントへの移動が可能。

その日、その時にある最高の場所を探す

「探知機」=LOCATOR。

もっと遠くへ、新しいフィールドへ。

素晴らしい斜面へ連れて行ってください。

(チップクリップとスプリットフックはカラコラム社製を採用。別途インターフェイスが必要)

ウォークモード時のセッティングをテー ルよりに 5 mm 移動し、滑走時のバインディングとの干渉がなく なるよう変更を加えています。

LOCATOR 155
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LOCATOR 155cm 

Contact length  1150

​Effective edge  1190

Waist width 243

Set back 45

Side curve 8400

Arch line W-ROCKER

PRICE 148,500 (税込)

見る人のインスピレーションを引き出すようなランダムさを常に意識しながら染める札幌在住の “free” の作品。

サーフィンとスノーボード をこよなく愛し、糸を紡いて編み、染めたり。今回染めの上に描かれた曼荼羅は、雪の上で内側から溢れてくるそれぞれのインスピレーションをイメージしてデザイン。大自然と繋がり、素晴らしい1日になリますように。

枝結晶白黒.jpg

LENGTH CHOICE

secca%20icon_edited.jpg

スノーボードの長さ選びで迷った時

滑走技術や滑走スタイル、身長などが選ぶ基準になってきます。SECCAのスノーボードには滑走技術が高い方も楽しめる短いモデル、身長の低い方も乗りこなせる長めのモデルがあります。浮力を出すためにノーズが長いので、通常のスノーボードよりも5cm程度長いモデルを選んでも長さを感じない場合が多いです。Rise144とFantastic144は身長の低い方、足の小さい方に向けて作っています。Collentionのライディング写真をクリックするとSecca Teamのみんなが乗っているモデルの掲載があります。TeamからのFeelingの文章も参考にしてみて下さい。

​Favorite model & Hights

YOKO 163cm  Splendor149,  Fantastic150

NOZOMI 162cm  Splendor155highland,  Rise152

NISSY.   160cm  Accentor151, Native153 highland

AKARI 155cm  Locator 155, Forest150

TOMOKO 153cm  Native 147,  Rise148

YUKIKO 160cm  Emerald highland, Rhythm149

SAORI  154cm  Splendor155 highland, Forest 146

HIROMI.T  158cm  Splendor149 highland, Rise148

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GRAPHIC SELECTION

HIGHLAND OPTION

GRAPHITE SOLE OPTION

SECCAのスノーボードには3つのプションがあり、オプションを追加することでオリジナルの

スノーボードの製作が可能です。

各オプション PRICE 6,600

お気に入りのモデルに好きなグラフィックを載せ換えることができるグラフィックセレクション。(スプリットボードは不可)

滑走技術に合わせてフレックスを硬くすることが

可能なハイランドオプション。

より高い次元での滑走性を追求する

グラファイトソールオプション。

RESCUE HOLE

ハイエンドモデル(EMERALD,NATIVE,SPLENDOR)及びスプリットボード(ACCENTOR,LOCATOR)のテールに開けれられているレスキューホールについて。

その名の通り怪我人の搬送に使うのが主な目的で開けられています。ザックなどを利用して搬送時にスノーボードを利用する際にレスキューホールに細引きロープを通して使用します。先端に穴がないとバインディングからロープを結んでも上手く引っ張ることができず、前の人がレスキューホール側から、後ろのバインディングに通したロープでさらに確保します。レスキュー以外でも、風の強いフラットな斜面や移動距離の長い平らな場所などでもロープを通して引っ張って移動することで体力を温存することが可能です。どちらかに傾斜している片斜面や立木の多い場所で移動には向きませんのでご自身で経験を積み、状況を判断してご使用下さい。

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